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なぜ人々は幸せや楽しさを感じて生きられないのか?Part2

自殺者ゼロの、生きるに値する社会をつくる

というビジョンを持ってカウンセラー、コーチ、作家として活動されている水樹ハルさん。

「”幸せな人生をおくりたい”とは思いますよね? でも、どうしたら幸せな人生をおくれるかを説明できますか?」

この問いの明確な答えを、ハルさんから教えていただきました。

著書

・『グッバイ公務員〜チャンスの扉〜』.京阪奈情報教育出版.2018/11/25.

・『【家庭編】人間関係は自分との付き合い方が9割〜今すぐワンオペ育児を変えるための7つの習慣〜(自分を知る学校)』.2021/2/14.

・『【新人営業編】人間関係は自分との付き合い方が9割〜営業歴13年のベテランセールスマンが明かす一生使える6つの習慣〜(自分を知る学校)』.2021/3/18.

SNS

・Twitter:https://twitter.com/harumizuki423

・Instagram:https://www.instagram.com/harumizuki423

・連載note:https://note.com/awesome

生の師匠との出会い-2つ目のターニングポイント

34歳頃のハルさん

ずっと周りに、カッコいい大人や上司がいなかったんです。

というのも、僕が「カッコいい」と思うのは、我が道をゆくロックスターなんで。(笑)

でも、母が亡くなった次の年に、超尊敬できるカッコ良い上司(=師匠)がやって来たんです。

「お前は、どう生きたいんや?」という師匠の問いかけ

その師匠はすでにぼくの母の件なども知ってくれてましたし、よく飲みにも連れていってくれました。

そこで師匠から

「お前は、何がしたいんや?どんな公務員になりたい?どう生きたいんや?」

と問いかけてくれて話を聞いてくれました。

母が亡くなった時に、

「命には限りがある・・・自分はどう生きるのかをしっかり考えて生きよう!」

とは思っていたものの、なんとなく職場に行って、なんとなく働いて、なんとなく休みを過ごすというのが習慣だった僕には、なかなか

「何がしたいか、どう生きたいのか」

という答えがわかりませんでした。

「答えがわからない」というのもあったけど、

「自分が大きな夢やゴールを持って良いのかな???」

と自分の本心を許可しにくい気持ちも大きかったです。

というのも、その頃の僕は、

「役所はこういう組織だから」

「テレビをつけたら公務員バッシングばかりだし」

というように「周りがこうだから」を言い訳にしていたからです。

すると、師匠が

「周りの話なんかどうでもええ。お前がどう思ってるのかを俺は聞いてるんや!」

と言ってくれたんです。

そこで僕は、

「母のような最後を迎えるような人がいない社会が良い。ワクワク人生を楽しめる人が増えてほしい。この経験をした自分だからこそできることがあるはずです」

と言いました。

すると師匠が

「お前、ええやん!それでええんや!」

「精神保健の仕事もそうやけど、公務員の仕事は大事な仕事やろ?いいことやってるから胸張れ!重要な仕事やと思えてないお前の根性の問題やったんや!」

って言ってくれた時に気づいたんですけど、

「他の人にどう思われるか」

ではなくて、

「自分はどうしたいのか」

の話が重要だと気づかせてくれていたんです。

1年くらい問いかけて話を聞くわけですから・・・すごく器が大きいですよね。

時間をかけて向き合ってくれていた。

師匠のおかげで、ぼくは「なんとなく」や「周りがどうか」ではなく「自分はどうしたいのか」という考え方を取り戻すことができました。

「なぜ、人は自分のことがわからないのか?(人の意識は9割以上が潜在意識)」

精神保健の現場で必要な知識って「人間とは何なのか?」であり、つまり「脳の認知とは?」何ですね。

なので「脳科学」にめちゃくちゃ興味が湧いたんです。

そこでわかったのが、人間の意識は9割が潜在意識。

つまり、無意識のうちに言ったり行なったりしていることが9割以上なんです。

*無意識:
例えば、通勤・通学。
初日=地図をみたり、電車の乗り継ぎを調べたり、迷う。
3日〜1週間=通えるようになる。
3ヶ月=何も考えずに通えるようになる。
(朝、時間に合わせて目が覚める/準備の時間も間に合うように体がうまく動いてくれる)

つまり、人は慣れていないことは無意識レベルでできなくて、慣れたらできるようになる。

例えば、通学3ヶ月目のある日、

「今日なんか迷いそうだぞ!!」

とはならないですよね。(笑)

満員電車も初日は電車の混雑さに鬱陶しさを感じるけど、3ヶ月も経つと「この時間のこの電車のここに立っていたら周りから押されないだろうな」と対応できるようになってきますよね。

僕も長年「なんとなく生きること」が習慣になっていたので、つい「なんとなく生きること」が無意識で発動していたんです。

つまり、普段の「習慣」が良くも悪くも人生を大きく変えるんです。

「なんでもいい」ではなく「これが良い」と意思表示する

精神保健の業務に4年携わりながら、

「人間とは?」

「幸せに生きるって何なんだ?」

と考え続けました。

今までまともに人事異動の希望を書いてきませんでしたが、師匠からも

「お前、次行きたい所は自分で調べて、自分で決めて書いたらええ。人事課が希望を聞いてくれるとか、聞いてくれないとか関係なく、意思表示をすることが大事や」

と言ってもらえてました。

「意思表示をする習慣を持つこと」の重要性ですよね。

その頃、僕は、

「行政には精神疾患に関わる制度や補助などがたくさんあるのに、情報が全然住んでいる人に行き届いていない。生活が豊かになるような制度や情報を届けたい。そのためには広報課で情報発信の力を身につけたい!」

と思ったんです。

その想いを人事異動の紙にバァーっと書いたら、希望が通った!

(奈良県庁前:広報担当時代)

広報でも精神保健福祉で学んだ傾聴・カウンセリングがインタビューに活きたのも良かったですね。あとはライティング力を高めて記事をつくって、SNSで発信していけたんです。

生活を豊かにする制度や情報はもちろん、

「奈良県の地域でこんなに頑張っている人がいるんだ、奈良県いいじゃないか」

というところにも繋げていきました。

広報ではライティングやSNSの使い方、発信について学ぶ3年7ヶ月でしたし、これも今作家として活動する上で活きているものです。

Part2はここまでです。

ラスト、Part3もお楽しみに✨

水樹ハルさんについてもっと知りたいという方はこちら!

↓ ↓ ↓

音声配信
https://stand.fm/channels/5febaf671f63b1cf680e7887

NOTE「生きるに値する社会をつくる」
https://note.com/awesome/n/n68cb5c101b2b

この記事を読んでコミュニティに入りたい、1回話してみたいと思う方がいらっしゃいましたらお気軽にこちらまでご連絡ください。

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