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なぜ人々は幸せや楽しさを感じて生きられないのか?Part3

「自殺者ゼロの、生きるに値する社会をつくる」

というビジョンを持ってカウンセラー、コーチ、作家として活動されている水樹ハルさん。

「”幸せな人生をおくりたい”とは思いますよね? でも、どうしたら幸せな人生をおくれるかを説明できますか?」

この問いの明確な答えを、ハルさんから教えていただきました。

著書

・『グッバイ公務員〜チャンスの扉〜』.京阪奈情報教育出版.2018/11/25.

・『【家庭編】人間関係は自分との付き合い方が9割〜今すぐワンオペ育児を変えるための7つの習慣〜(自分を知る学校)』.2021/2/14.

・『【新人営業編】人間関係は自分との付き合い方が9割〜営業歴13年のベテランセールスマンが明かす一生使える6つの習慣〜(自分を知る学校)』.2021/3/18.

SNS

・Twitter:https://twitter.com/harumizuki423

・Instagram:https://www.instagram.com/harumizuki423

・連載note:https://note.com/awesome

ぜ公務員をやめたのか?

最大の理由は、皮肉にも

自殺者ゼロの、生きるに値する社会を作る

という強い想いを持ってしまった自分には、役所内の縛りは辛かったからです。

例えば、人事異動では自分の意見が通りにくいこと。

やりたい仕事ができないですからね。

以前のように「なんとなく」で働いていた僕であれば、「はい、わかりました」と言うことを聞いていたと思うんですが、「自分ごと」で働いているうちに、もはや「なんとなく」で生きる自分ではなくなってしまったんです。

でも、辞める際、「公務員を辞めたら、潰しが効かないぞ」「お前みたいなのに何ができる?」など言われたりして、悔しかったし、このチャレンジする人を応援できない社会に疑問をもったことも影響して、、、

人生のゴールを持って前に進めるチャレンジャーを増やしたい

チャレンジャーを応援できる社会・文化をつくりたい

と思って、独立を決意したんです。

「グッバイ公務員」を出版した理由とは?

フリーランスになってまず思ったのは、「自分だからできることって何だろう??」でした。

公務員を14年勤めて独立する人って少ないんですよね。なので「公務員」をテーマにした本を出そうと決意したんです。

なぜなら僕は、実は大学受験に失敗した時に、

A:公務員試験対策の専門学校

B:美容師の専門学校

で、迷っていたんです。

でも、安定しているのは「公務員」だということで、親は応援してくれたんですね。

子どもとしては親に応援してもらいたいものだし、学費を出してもらう立場でもあったので、「B」が良いとは言えなかったんです。

でも、これって僕だけの問題ではなくて、世の中には「本当はこういう業界に興味があるのにな・・・」と思ってはいるけども、親が「公務員になれば一生安泰よ」と言って進路を決めている人が少なくありません。

僕の公務員時代の後輩でも、「親が公務員になれというからなりました」という子がいたんです。

出版した『グッバイ公務員〜チャンスの扉〜』には、「これから人口が減っていくのに本当に公務員って安定しているの?」ということや、「具体的にどんな仕事をしているの?」ということも書いているので、ぜひ親子で読んでコミュニケーションのタネとして利用していただけたら嬉しいです。

ぜ、「自分を知ること」が重要なのか?

「自分を知ること」の重要性は、「達成したい人生のゴール設定」をするためです。

なぜなら、この「ゴール設定」ができれば、必要な予算もやりたいことも明確になってくるし、毎日がワクワク楽しいものになるからです。

例えば、「将来、海外の人たちに日本語を教える講師として活動したい。

ニューヨークやスペインで滞在したり生活をしたい」という高校1年生がいたとしましょう。

・英語の授業は寝ない

・国語や歴史、現代社会の授業は寝ない

・進路は外国語大学

・アルバイト代は留学費用に

というように人生が良い意味でゲーム化するんです。

つまり、「楽しさの正体」とは「前進感」なんです。

前に進み続けている感覚!

逆にいうと、「苦しさの正体」は「停滞感」です。

うつになる人は、「なんで?なんで?」とグルグル悩み続けてしまいがちです。

ゴールがなければ停滞してしまいやすいし、「今、なにができるかな?」というふうにも考えにくくて自然です。

ただ、、、

「達成したいゴール」を設定するためには、自分のやりたいことや好きなことなどの「価値観」や「美意識」を明確にしないとできないんですね。

そこで壁になるのが「無意識」の壁です。

人の意識の9割以上は、無意識なので、人から質問を受けて答えないと自分のことがわからないんです。

師匠はぼくとずっと対話をしてくれていたわけですね。

親や先生や、周りの人と対話をする習慣がある人であれば自分のことを知りやすいんですけど、今はみんな忙しいじゃないですか?

だから、対話の機会が減っていて「自分のことがわからない・・・」と悩んでいる学生がたくさんいます。

ンラインサロン「自分を知る学校」

そういった問題の解決策として、「自分を知ること」をテーマにしたオンラインサロンを2020年1月に作ったんです。

大きくは、

・達成したいゴール設定と進捗確認

・自分の考え方のクセの整理・改善

を学び・実践していただけます。

人生を振り返って考えてみると、日本の学校には哲学がないんですよね。

アメリカでは大学で哲学を学び、デンマークには対話の文化がある。

でも、日本はそれらの国に比べて「自分を知るための環境」が足りていないんですね。

ここで、1つ質問させてください。

「幸せになりたいですよね?」

でも、

「幸福度をアップするにはなにが必要だと思いますか?」

と質問されたら、うまく答えられなくないですか?

それもそのはずで、

「幸福度をアップするにはなにが必要なのか」

を学校で学んでいないからです。

せは「自己決定」で生きないとやってこない

1位:健康

2位:人間関係

3位:自己決定

4位:所得

5位:学歴

所得よりも「自己決定」が重要なんです。

つまりお金があっても、時間やお金をどう使うかも決めさせてもらえなかったり、どういう仕事に就くかも決めさせてもらえなかったら幸せにはなりにくいわけです。

自己決定をするためには、ゴール設定をするためには「自己決定」が重要になるんです。

自分で決めて行動するから、達成感や自信になって、自己肯定感もアップします。

対して、自分で決めず人から指示・命令されたことをうまくやれても、褒められはするけど達成感は低い。また、「承認」は過ぎると「褒められるために頑張ろう」となってしまう。

今回、お話させていただく中で、

「最も重要なのは、自分を知って、ゴール設定をして、その達成のために生きることが重要だ」

ということをお伝えしたいと思っていました。

とはいえ、「自己決定」は小さなことからで大丈夫です。

晩ご飯1つにしても、「これが食べたい」と決める。

そうしていると、「これが良い!」の習慣になって、「これが良いの性格」になって、「これで良かったと思える人生」になっていきます。

楽しさやワクワクなど、「精神的な豊かさ」を大事に生きていきたいですし、そういった文化を広げていけるように活動していきます。

今回はありがとうございました!

後に-読んでくれた人へのメッセージ

FOR 学生や子どもさん

親御さんに「今日は〇〇が食べたい」って言っていますか? 「なんでもいい」と言っていませんか? 親御さんはあなたのことを思ってレシピを考えたり、買い物にいったり、作っています。その姿を想像していますか? 想像すると胸に感謝の気持ちが自然と湧いてくると思います。 そう思ったら、ごはんを食べながら気持ちを伝えてみませんか?

FOR 親御さん

子どもは親御さんのことが大好きですし、応援してもらいたいものです。

なので、「なんでそんなこと考えるの!」と「なんでちゃんとできないの?」と言われると落ち込みます。 「なにがしたいの?」「なにが好き?」とコミュニケーションをとってお子さんの自己決定を大切にしてあげていただけたら嬉しいです。

*『【家庭編】人間関係は自分との付き合い方が9割〜今すぐワンオペ育児を変えるための7つの習慣〜(自分を知る学校)』

インタビューさせていただいて、幸せな人生を送るために、前に進み続けるために、みんなが見えていないところの「習慣を大事にしていきたい!」と思いました。

知らなかったというか、考えたことがなかったお話ばかりで、自分自身の哲学を磨いていきたいとも感じましたし、私も“無意識のパワー”を味方につけて、人生を歩んでいこうと思います。

まの

全3回のハルさんのインタビュー記事はここまで✨

ハルさん、素敵なお話ありがとうございました!

水樹ハルさんについてもっと知りたいという方はこちら!

↓ ↓ ↓

音声配信
https://stand.fm/channels/5febaf671f63b1cf680e7887

NOTE「生きるに値する社会をつくる」
https://note.com/awesome/n/n68cb5c101b2b

この記事を読んでコミュニティに入りたい、1回話してみたいと思う方がいらっしゃいましたらお気軽にこちらまでご連絡ください。

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